見出しタグの基本
HTMLでは <h1> から <h6> までの6段階の見出しタグが用意されています。
これは「装飾」ではなく、文書の論理構造を示すマークアップです。
Googleはこの階層を読み取り、ページの主旨と各セクションのトピックを理解します。
読者も、見出しでページの全体像を把握し、興味のある箇所へジャンプし、内部対策の中でも基礎となる要素です。
そういう意味を持つタグなので、CSSで見た目の大きさを変えるためだけにHタグを使うのは避けましょう。
装飾が目的なら <p class="..."> や <span> を使い、Hタグは論理的に意味のあるところだけに限定します。
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各レベル(H1〜H6)の役割
| タグ | 役割 | 1ページの推奨個数 |
|---|---|---|
| H1 | ページ全体の主題(≒タイトル) | 1個(必須) |
| H2 | 大セクション(章) | 3〜8個 |
| H3 | H2内の中セクション(節) | H2ごとに0〜5個 |
| H4 | H3内の小項目 | 必要に応じて |
| H5 / H6 | 極めて詳細な階層用。通常は使わない | ほぼ0 |
実用上、H4以下は使わないほうが構造が明快になります。
「H4が必要 = セクションを分けすぎ」の合図と考え、文章を整理しましょう。
正しい階層構造を作る4原則
原則① H1は1ページに1つだけ
HTML5では複数H1も技術的には許容されますが、
SEO対策の観点では1ページ1つが原則です。タイトルタグの内容と整合させ、その記事の最重要キーワードを含めます。
原則② レベルをスキップしない
H1 → H3、H2 → H4 のようにレベルを飛ばすのは避けましょう。
階層が論理的に追えなくなり、スクリーンリーダーや検索エンジンが解析に詰まります。必ず連続したレベルを使います。
原則③ 見出しに「キーワード+意味のある言葉」
「はじめに」「まとめ」のような汎用的な見出しは、検索評価にほとんどつながりません。「○○とは」「○○の3つのメリット」のように、内容を要約してキーワードを含めましょう。検索意図に沿った語彙を選ぶのがコツです。
原則④ 目次(TOC)と一致させる
ページ冒頭の目次はH2/H3の見出しをそのままリストにします。ジャンプリンクで読者がストレスなく移動でき、Googleもセクションを理解しやすくなります。内部リンクと組み合わせると回遊性も高まります。

良い見出し・悪い見出しの例
同じ内容でも、見出しの書き方ひとつで伝わり方が大きく変わります。具体例で比べてみましょう。
| 悪い見出し | 良い見出し |
|---|---|
| はじめに | SEOキーワード選定とは?8割を決める理由 |
| メリットについて | SEO対策の3つのメリット【具体例つき】 |
| 方法 | キーワードの探し方を5ステップで解説 |
| その他 | 初心者がやりがちな3つのNG |
ポイントは、「見出しだけ拾い読みしても内容が分かる」こと。
読者にもAIにも、ページの構造と要点が一目で伝わります。
よくあるNG例とリライト
NG①:H1がない/複数ある
WordPressテーマによっては記事タイトルがH1で出力されない、ロゴ画像がH1になっている等の問題が起きがちです。
Google Search ConsoleやHTMLバリデータで確認します。
NG②:装飾目的でHタグ
「ここの文字を大きくしたい」だけでH2を使うのは構造を壊します。CSSのフォントサイズ調整に切り替えましょう。
NG③:見出しなしの長文
2000字以上で見出しが2つ以下だと、読者は離脱しGoogleも要点を掴めません。
500〜700字に1個の見出しを目安に配置します。
NG④:過剰なキーワード詰め込み
見出しすべてに同じキーワードを入れるとスパム判定のリスク。
各見出しに同義語・派生語を散らすほうがGoogleの理解が深まります(キーワードの詰め込み)。
AI検索時代の見出し設計
AI Overviews や ChatGPT などのAI検索では、見出しが特に重要です。
AIは本文を要約する際、まず見出し階層を読み取って回答の構造を決めます。
「問いの形」の見出し(例:「○○とは何ですか?」「○○の方法は?」)はAIに引用されやすく、FAQPage構造化データと組み合わせるとさらに効果的です。
詳しくは「AI時代のSEO戦略」「AIに引用される文章術」をどうぞ。
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。同じキーワードで上位サイトがどんな見出しを使っているかを参照し、抜けや差別化ポイントを見つけましょう。
見出し構造を点検する方法
自分の記事の見出し階層が正しいかは、次の方法で簡単に確認できます。
- 見出し可視化の拡張機能:ブラウザ拡張でH1〜H6の階層をツリー表示し、抜けや飛びをチェック
- HTMLバリデータ:H1が1つか、レベルのスキップがないかを確認
- Search Console:意図したクエリで表示されているか、CTRに問題がないか
- 競合の見出し比較:上位サイトの見出しと並べ、不足トピックを洗い出す
💡 結論: 見出しは「H1は1つ・レベルを飛ばさない・内容を要約しキーワードを含める・目次と一致」が基本です。見出しだけ読んで内容が分かる構造は、読者にもGoogleにもAIにも親切。次は「内部リンク設計の鉄則」へ進みます。
よくある質問
H1は本当に1ページ1個でなければいけませんか?
H4〜H6は使ってよいですか?
見出しの数に上限はありますか?
タイトルタグとH1見出しは同じにすべきですか?
WordPressで見出しの階層が崩れています。どう直せばいいですか?
見出しに同じキーワードは何回入れてよいですか?
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