見出し構造(H1〜H6)の正しい使い方
Googleと読者の両方に伝わる階層設計
見出し(HタグまたはHeading)は、本文の階層を視覚的にも構造的にも表現する最重要要素です。H1〜H6の正しい使い分けは、SEO評価と読者体験の両方に直結します。本記事では2026年仕様で見出しを設計する原則と、よくある間違いを解説します。
見出しタグの基本
HTMLでは<h1>から<h6>までの6段階の見出しタグが用意されています。これは「装飾」ではなく、文書の論理構造を示すマークアップです。
Googleはこの階層を読み取り、ページの主旨と各セクションのトピックを理解します。視覚的にも、読者は見出しでページの全体像を把握し、興味ある箇所にジャンプします。
CSSで見た目の大きさを変えるためにHタグを使うのは×。装飾目的なら <p class="..."> や <span> を使い、Hタグは論理的に意味のあるところに限定します。
各レベルの役割
| タグ | 役割 | 1ページの推奨個数 |
|---|---|---|
| H1 | ページ全体の主題(≒タイトル) | 1個(必須) |
| H2 | 大セクション(章) | 3〜8個 |
| H3 | H2内の中セクション(節) | H2ごとに0〜5個 |
| H4 | H3内の小項目 | 必要に応じて |
| H5 / H6 | 極めて詳細な階層用。通常使わない | ほぼ0 |
実用上、H4以下は使わないほうが構造が明快になります。「H4が必要 = セクションを分けすぎ」の合図と考え、文章を整理しましょう。
正しい階層構造の作り方
原則① H1は1ページに1つだけ
HTML5では複数H1も技術的には許容されますが、SEO観点では1ページ1つが原則です。タイトルタグの内容と整合させ、その記事の最重要キーワードを含めます。
原則② レベルをスキップしない
H1 → H3、H2 → H4のように飛ばすのは×。階層が論理的に追えなくなり、スクリーンリーダーや検索エンジンが解析に詰まります。必ず連続レベルを使います。
原則③ 見出しに「キーワード+意味のある言葉」
「はじめに」「まとめ」のような汎用見出しは検索評価ゼロ。「○○とは」「○○の3つのメリット」など、内容を要約してキーワードを含めます。
原則④ 目次(TOC)と一致させる
ページ冒頭の目次はH2/H3の見出しをそのままリストにします。これにより、ジャンプリンクで読者がストレスなく移動でき、Googleもセクション理解しやすくなります。
よくあるNG例とリライト
NG①: H1がない / 複数ある
WordPressテーマによっては記事タイトルが H1 で出力されない/ロゴ画像が H1 になっている等の問題が起きがちです。Search Console「拡張」やHTMLバリデータで確認します。
NG②: 装飾目的でHタグ
「ここの文字を大きくしたい」だけで H2 を使うのは構造を壊します。CSSのフォントサイズ調整に切り替えましょう。
NG③: 見出しなしの長文
2000字以上で見出しが2つ以下だと、読者は離脱しGoogleも要点を掴めません。500〜700字に1個の見出しを目安に配置します。
NG④: 過剰なキーワード詰め込み
見出し全てに同じキーワードを入れるとスパム判定リスク。各見出しに同義語・派生語を散らすほうがGoogleの理解が深まります。
AIアシスト時代の見出し設計
AI Overviews や ChatGPT 等のAI検索では、見出しが特に重要です。AI は本文の要約時にまず見出し階層を読み取り、回答の構造を決めます。
「問いの形」の見出し(例: 「○○とは何ですか?」「○○の方法は?」)はAIに引用されやすく、FAQPage構造化データと組み合わせるとさらに効果的です。
Saguruでは競合上位サイトの見出し一覧を取得できます。同じキーワードで上位サイトがどんな見出しを使っているかを参照し、抜けや差別化ポイントを見つけましょう。
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