見出し構造(H1〜H6)の正しい使い方
Googleと読者の両方に伝わる階層設計

公開日: 2026-05-24 所要時間: 約4分

見出し(HタグまたはHeading)は、本文の階層を視覚的にも構造的にも表現する最重要要素です。H1〜H6の正しい使い分けは、SEO評価と読者体験の両方に直結します。本記事では2026年仕様で見出しを設計する原則と、よくある間違いを解説します。

見出しタグの基本

HTMLでは<h1>から<h6>までの6段階の見出しタグが用意されています。これは「装飾」ではなく、文書の論理構造を示すマークアップです。

Googleはこの階層を読み取り、ページの主旨と各セクションのトピックを理解します。視覚的にも、読者は見出しでページの全体像を把握し、興味ある箇所にジャンプします。

CSSで見た目の大きさを変えるためにHタグを使うのは×。装飾目的なら <p class="..."><span> を使い、Hタグは論理的に意味のあるところに限定します。

各レベルの役割

タグ役割1ページの推奨個数
H1ページ全体の主題(≒タイトル)1個(必須)
H2大セクション(章)3〜8個
H3H2内の中セクション(節)H2ごとに0〜5個
H4H3内の小項目必要に応じて
H5 / H6極めて詳細な階層用。通常使わないほぼ0

実用上、H4以下は使わないほうが構造が明快になります。「H4が必要 = セクションを分けすぎ」の合図と考え、文章を整理しましょう。

正しい階層構造の作り方

原則① H1は1ページに1つだけ

HTML5では複数H1も技術的には許容されますが、SEO観点では1ページ1つが原則です。タイトルタグの内容と整合させ、その記事の最重要キーワードを含めます。

原則② レベルをスキップしない

H1 → H3、H2 → H4のように飛ばすのは×。階層が論理的に追えなくなり、スクリーンリーダーや検索エンジンが解析に詰まります。必ず連続レベルを使います。

原則③ 見出しに「キーワード+意味のある言葉」

「はじめに」「まとめ」のような汎用見出しは検索評価ゼロ。「○○とは」「○○の3つのメリット」など、内容を要約してキーワードを含めます。

原則④ 目次(TOC)と一致させる

ページ冒頭の目次はH2/H3の見出しをそのままリストにします。これにより、ジャンプリンクで読者がストレスなく移動でき、Googleもセクション理解しやすくなります。

よくあるNG例とリライト

NG①: H1がない / 複数ある

WordPressテーマによっては記事タイトルが H1 で出力されない/ロゴ画像が H1 になっている等の問題が起きがちです。Search Console「拡張」やHTMLバリデータで確認します。

NG②: 装飾目的でHタグ

「ここの文字を大きくしたい」だけで H2 を使うのは構造を壊します。CSSのフォントサイズ調整に切り替えましょう。

NG③: 見出しなしの長文

2000字以上で見出しが2つ以下だと、読者は離脱しGoogleも要点を掴めません。500〜700字に1個の見出しを目安に配置します。

NG④: 過剰なキーワード詰め込み

見出し全てに同じキーワードを入れるとスパム判定リスク。各見出しに同義語・派生語を散らすほうがGoogleの理解が深まります。

AIアシスト時代の見出し設計

AI Overviews や ChatGPT 等のAI検索では、見出しが特に重要です。AI は本文の要約時にまず見出し階層を読み取り、回答の構造を決めます。

「問いの形」の見出し(例: 「○○とは何ですか?」「○○の方法は?」)はAIに引用されやすく、FAQPage構造化データと組み合わせるとさらに効果的です。

Saguruでは競合上位サイトの見出し一覧を取得できます。同じキーワードで上位サイトがどんな見出しを使っているかを参照し、抜けや差別化ポイントを見つけましょう。

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見出し構造(H1〜H6)の正しい使い方についてよくある質問

H1は本当に1ページ1個でなければいけませんか?
HTML5仕様では複数H1も許容されていますが、SEOでは「1ページ1個」が広く推奨されています。タイトルタグと一致させ、ページ全体の主題を表現する見出しに使いましょう。
H4〜H6は使ってよいですか?
技術的には可能ですが、H4以下が必要なケースは構造が複雑すぎる証拠です。セクションを分けたり目次を別ページにするなど、構造の単純化を検討するほうがSEO・ユーザー体験ともに改善します。
見出しの数に上限はありますか?
明確な上限はありませんが、目安として3000字の記事でH2が3〜8個、H3はH2ごとに0〜5個程度が読みやすい構造です。500〜700字に1見出しを目安にしてください。